いつのまにか結核闘病日記

アラサー女子の日々の記録を書くつもりがいつの間にか結核闘病日記に。

退院55日目

接触者検診について

今日は、家族が接触者検診を受けてきました。結核で排菌中と思われる時期に、結核患者と濃厚に接触があった人を対象に、無償で役所で検診が受けられるというもの。こちらは希望者ではなくて、濃厚接触者と認定された場合は必ず受けなければならないようです。

対象者

私の場合は一緒に住んでいた家族。そしてDr.の彼が対象になりました。同じ職場の人たちは管轄が職場のある場所の自治体になるので、そちらの判断で行うそう。事前に職場環境の視察にも来られたみたい。対象となる人がいるのか、誰が対象者なのか、まだ職場に復帰していないので知りません。迷惑をかけていると思うと心苦しいです。 

ちなみに、Dr.の彼の方は、仕事が多忙を極めており平日に休んで検診なんてとてもじゃないが無理!ということだったので、個人で自分の勤めている病院で検査をするそうです。(費用は自己負担。多い場合は1万円くらいするそう。休めないなら仕方がないか…。)

検査の内容、結果、予防内服について 

今日の検査は血液検査のみだったよう。 IGRA検査と呼ばれるものです。この検査の結果、結核に感染していることが強く疑われた場合、予防内服と言って結核が発症しないように抗結核薬を服用することがあるのだそう。結核の薬は副作用が多いし、食べ合わせNGのものも多いからできるだけ薬を飲まなくて済むようになればいいけれども…。全ては結果次第というところです。

検査結果が心配だな…。たとえ誰かに移していたとしても、それは私が移したかそうでないかは断定できないそうです。年齢が上がれば上がるほど既に結核菌に感染している可能性は高いのだとか。(50歳代は11%、60歳代は25%、70歳代は49%)とはいえ…複雑です。

以前看護師さんに、「〇〇さん(私)も誰かから感染したんだから、もし誰かに移していてもそれは仕方がないことだし、責任を感じたりしなくていいんだよ。結核は誰の責任でもないんだよ。」と慰められたことがありました。とはいえ…身近な大切な人たちがしんどい思いをすると思うと…全力で責任を感じるし、なんというか…ただ辛いです。

まとめ

このブログが、結核が過去の病気ではないことを知っていただけるきっかけになれば嬉しいですし、もし万が一罹患された場合の日々の生活の少しでもお役に立てばという気持ちでいっぱいです。